駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮が描く東京の風景たち◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆

白い杖になる駅員

写真と本文は関係ありません。

身長は同じくらいか

青年と 駅員が 並んで歩いている

色白で すらりと細身の 駅員

青年は左手を駅員の右肩に置き

顔はこちらに向けながら

右手には 白い杖

ああ もしや 左手に持っているのも

白い杖ではありませんか

・・・列車とうちゃくしまうす お下がりくだあすわい・・・・

ときどき変なしゃべり方をする 白い杖ではありませんか

スラックスをはいて ベルトをしめた 白い杖なのではありませんか

いいな、あの、青年の、左手、

駅員の肩を軽くおさえる、左手。

普通に駅を使っていて、駅員の肩に触れるなんて、まず、ありません。

わたしが前を歩く 駅員の肩に触れたら・・・・

  ・・・ お 客 さ ん ・・・ ッ!

怒りに触れて 爆死するでしょう。

目が不自由な方だけではないでしょうか、そんな、触れ合いが、あるのは。

駅員はそのとき ふだん棘だらけの肩を 

やわらかな感触の肩へと変化させ、

 どうぞ どうぞ 僕を杖にして ください と

そのまっすぐな身体を

なげだす・・・

駅員はときどき白い杖になるのです

そして 夕映えのホームで

ご案内が終わったあと きびきびと駅員室に戻る駅員は・・・・

 色白でも

 細身でも

 なかった

ああ、あれは 身体ごと 杖に なりきっていたんだわ・・・・

そして駅員は 次に 何になろうかと

この人ごみの駅で

穴ぼこを 

探しています

今日は梅島のオープンマイクに行きました。

みなさんの詩を聴いて、ドラムも叩いてうるさいと言われたり、楽しく過ごしました。

いろんな駅員さんを見かけることが出来て、いい気分でした。

東京メトロの帽子の上側の平らさ加減がすごいなあと思ったり

東武の赤い旗の赤さはオレンジ色っぽいなあと思ったり

東京メトロのシングルベントのシルエットは独特だなと思ったり。

上着駅員はいいものです。

明日もお仕事がんばります。