駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮の日々の記録◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆LIVE予定、11/4大久保ひかりのうま、11/19難波「音」、11/27神楽坂カグラネ、12/7碑文谷APIA40◆

苗字が変わる、は、人間交換、だ

苗字が変わる、は、人間交換、だ

苗字が変わった、ら、もう、そこにあるのは、わたしの身体では、ない、あら、どこの、だれに、なった、の、かしら、なんだか自分が、揺れて、自分の身体の輪郭線が、どこからどこまでなのか、ちょっと、わからない、わからない、なんだか あやふやな気分、見覚えのない ギブスを 下半身に はめてもらって これで歩きなさいと 言われてしまったようだわ・・・・よろよろ・・・・

「マツオカだったあなたを忘れてください

 今日から僕の名字になってください

 一生、大事にします、から」

わたしの顔を入れ替えて

わたしの皮膚をはぎとって

わたしの血液を交換して

わたしの声をリセットして

ゼロ歳の嫁しか愛せない夫の苗字が 夏の空にくるくると舞う、少しだけ出席番号は早くなり、授業があればちょっと困るわ・・・・ 

結婚がめでたいなんて、誰がさいしょに言ったんだろう・・・

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苗字が変わる、は、人間交換、だ

あなたは一瞬でも自分の苗字がマツオカに変わることを想像してくれたことがあるのかしら、とたずねたら

なんで?と聞かれた

数学で学んだ ねじれの位置

横棒忘れた アミダクジ

防音室での100名の号泣

どんなに回転しても同じものになれない 異性体のオブジェ

ちからが あるひとの、余裕とか、優しさとか、理解があるような そんな そぶりが、憎らしい、こうしてわたし あらがってるけど 名前なんて どうでもいいの もとより 生まれたときから 人がつけた 受動的な記号 気に入ってもいないし でも、 その同一性を ただひとしく 守る ただそれだけのことすら 出来ないなんて 結婚がめでたいなんて、誰がさいしょに言ったんだろう・・・

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税務署でも同じようなことを話しあった

若い男性の税務署員、いわく、

「仕事でお使いの マツオカ姓は 例えばペンネームのようなものだとお考え下されば良いと思います・・・」

・・・生まれ持った苗字というのは ・・・・親から受動的に与えられた もともとの 名前 は・・・・・ 結婚すると ペンネームの扱い なのか・・・

そういえばわたし さいきん いろんな名前を使いすぎて

ちょっと自分の 輪郭線が うすくなってきたような 気がする

ちょっと自分の 存在が うすくなってきたような 気がする

原宿でどんなワッペンを買えばいいのかしら

ね?