駅員観察日記(はてな編)

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運転士もひとりぼっち

写真と本文は関係ありません。

たくさんの人がホームに立っている始発駅は

ひと ひと ざわめきに踊っている

まさに停車中の急行電車を操る 運転士が

ひとり 人並みの中を歩いている

すらり その背中は いかにも普通の体躯だ

そしていま 6両目の辺りに さしかかる

はい お客様 ちょっと失礼しますよ・・・

運転士は さりげなく 人波をすりぬける

ああ いま 5両目のあたりに さしかかる

はい ここは 女性専用車両ですよ

すい すい 誰とも目をあわさぬように

ひらり 運転士が先頭車両に向かう

それからいま 3両目のあたり 黄色い線上を歩き

それからいま 2両目のあたり 黄色い線の外側を 歩き

ああ やっと着いたね 1両目に 

ひとり 運転士

ホームのそのあたりには

もはやひとりの乗客もいない

いま 彼の背中は棘を持ちながら先鋭化し

もはや 普通の体形では なくなっているのを見た

運転士の背中が尖って手を伸ばしわたしのもとへと襲いに来る

身体が鉄路に 溶け込んで わたしのもとへと抱きに来る

・・・ミヤさん・・・少し 黙っていなさい・・・

わたしの身体を強く抱きしめた、うぐぐぐ、

運転士の胸は大きく そのちからは激しかった・・・

・・・ああ、気づいたわ・・・・

電車に乗るというのは身体を変形させることなのね

ときに四角く ときに丸く 

電車に呼ばれたような 身体になるのね

運転士だけじゃないのね

乗客も

みな

人間を投げ出し 小さく畳まれて

いつものように 家路につく

運転士の指先によって折られた折り紙になって

わたしはまだ

ちょっと畳まれている 

ところ

今日も仕事でした・・・でも、いつもと同じ仕事なのに、いろんな体験をしたなあ・・・・。生まれて初めてナイキで買い物をしましたが、ナイキのパーカーを着た店員さんの、ホスピタリティ溢れる応対に、なんだか不思議な気持ちがしました・・・。パーカー着た店員さんって、まんきつで漫画読んでる若者みたいなんだもの・・・・。

「月報・松岡宮」発車しました。今月はいつもより短かったかな・・・すみません。

あまりうれしくないプレゼントコーナーもありますので、読んでくださいまし。購読はmiya_matsuokaアットauone.jp までどうぞ~。

明日はちょっとだけ小休止な日です。たまっている仕事をしよう・・・晴れるといいですね。