駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮の日々の記録◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆LIVE予定、11/4大久保ひかりのうま、11/19難波「音」、11/27神楽坂カグラネ、12/7碑文谷APIA40◆

マ ス ク ス

駅員が白いマスクを着用する

逆説的に わかることがある

駅員とわたしは それまで キスをして いたのだ 

と いうこと・・・

電車、到着しております・・・

人・人・人 の もり・はやし・では

人・人・人 は 透明になる

駅員

あなたはみずからの色を消し 透明化に成功していた

これまでは・・・ 

だけど

駅員が 音をたてて 生きているわ

駅員 あなたの柔らかな身体は 鼓動し 息吹(いぶ)きし 反応する

駅員 あなたの柔らかな呼吸器は 風を吸い込み吸収する

スゥーっと息を吸い込む駅員を見た・・・

それが

駅員のくちびるを見た 最後だった

白いマスクに包まれて

やっと 駅員とわたしは分断される

そして やっと 駅員は可視化される

粘膜が行き交うターミナルステーション

駅員は

通過点ではない

交差点でもない

標識でもない

のだ

ハァーっと息を吐く駅員を見た

けだるそうな彼の眼差し

 ・・・お客さま あなたはとても 不潔です・・・

なのか 

 ・・・お客さま キスはもう 終わりにいたします・・・

なのか

生きる身体をシャットダウンして

やっと微笑んだ

駅員

わたしは

はじめてキスした日のことを思い出す

くちびるって なんてなんて 柔らかいのだろうと

驚いた

これまでそんなこと 思うことはなかった

だけど

マスクを着用した駅員を見るたびに

マスクは キス

キス キス キスなんだ・・・

駅員のキスが思い出されて

苦しい・・・

ああ、そんな感触が この世に あったなんて・・・

駅員との キス だなんて・・・

ありもしないキス

触れもしないキス

知りもしないキス

くっつけるものは何もないキス

それでいて 柔らかすぎる衣擦れの

マスクをしたもの同士でないと行えない

深いキス

 深いキス

  人間は粘膜を触れ合わせてつながりあう

     いつでも どこでも 

    深いところで

  からみあって

い る・・・

昨日は大学時代の友達たちとお茶しました。みなさん、たのしい時間をありがとうでした。

レイキなどをしてくださる友もおりましたが、わたしがいちばん何も考えてない感じのレイキだったみたいです。「まっちゃんは健康ねえ」と言われました~。あまり溜め込まないタイプだからかなあ・・・わたしの心身は「土管」みたい、なのでしょう・・・。