駅員観察日記(はてな編)

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トイレ付き車両の小さな旅

ある駅に・・

いや、どこに行こうという宛てもなく、ただ、トイレつきの普通列車で旅をしようと思い立った、ある休日の日。

トイレつきの最後尾には、車掌も付いてきて、ガラガラの車内は夢と憧れと排泄物の手前のなにかを乗せながら、メトロポリタン新宿駅を出発し、北へ。

ふだん読めなかった本を3冊かばんにつめて、タタタンタタン、おお、この電車なら乗り物酔いせずに本も読めそう、読んだ本はミルグラムの服従の心理、わたしも何かに服従しているに違いない、と、車掌をちらりみる、駅間が長いせいなのか、車掌はアタッシュケースの整理中だ、わやわや、カーヴ、がちゃくちゃ、かばんを開けると膨らむケーキ、車掌あなたが気を許した、車掌のカバンったら、あんなに、膨らんで・・・。

トイレつきの電車というのはこんなに眠りをいざなうものなのか、本の内容もしっくりと入ってくるがそれ以上になんだか気持ちのいいタタタンタタンが・・・・

目覚めるたびに田んぼが増えていた

しかし風景は変わっても車掌はずっと同じ顔の人だった

わたしは一体どこにゆくのか、自分でも決めずに飛び出してきた、なんだかいちばん遠くの街まで行きたい気分だったが、スイカの残りもあやういので、適当な駅でサヨナラ車掌、降りてみた

ここには駅名は あえて書かない

わたしはその駅がS県かT県かも わからない

ただ こんなところにも黒衣の駅員がおり、駅員と言うのは金太郎飴のように同じ姿なのだと感じた

トイレつき電車によって運ばれてきた、別に観光地でもない駅。

目抜き通りと思われるストリートには・・・・人がいなかった。

そのストリートを歩いていると、車みたいなクレープ屋があった。

なんとなく思いつきで1個、食べてみた。

わたしがそこの机に座ってクレープを食べるまでは誰もいなかったが

わたしがそこで食べ始めると、やんきい、ばあちゃん・・・お客が増えてきた・・・

・・・のはわたしの思いこみ、か・・・

よく見るとParisって書いてありますね。

そしてただそれだけで疲れて帰宅した帰り道、トイレつき車両には車掌とわたしの二人きりだった、トイレがあるというだけでもう住宅のようだなと思った、そしてタタタンタタンは相変わらず気持ちがよく、断続的に寝たり起きたりを繰り返していたら、いつの間にかその車両はすごい人数になっていた・・・わたしと車掌の二人きりだった住宅にお友達がたくさん乗り込んできました。

ただそれだけの、なんてことのない小さな旅を行った、ある休日でした。

トイレつき電車は本当にそこで暮らしてもいいくらいに素晴らしいですね。

これを書いている今日は仕事でした。その仕事とは直接関係ない話ですが、これまでの人生で、わたしを挑発したり、怒らせようとしたりする人にたくさん出会ってきたなあと実感します。性的な接触に対する嫌悪感、性的な関心、性的な健康さ、なかなか答えが見つかりません。

自分の元気度や意識状態によって、何がイヤで何が大丈夫か、という基準は変わりますから・・・・・・もっとおおらかになりたいです。