駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮の日々の記録◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆LIVE予定、11/4大久保ひかりのうま、11/19難波「音」、11/27神楽坂カグラネ、12/7碑文谷APIA40◆

「きわ」

ホームの端に自分の身を立たせてみる

駅員の最大の関心事だろう・・・そこは黄色い線の外側・・・

ひっきりなしに到着する列車の足音に耳を澄ませながら

まだ まだ わたしは立ち退かない・・・

きわ、きわ、きわ、

5秒前 ここを通過した列車に もしかしたら半分に割られたかもしれない身体が

105秒後 もしかしたらまた来る列車によって 半分に割られるかもしれない

きわ、きわ、ホームの上と線路の上は

まったく異なった世界となっているので

きわ、きわ、ホームの端に立つというのは

その 方向性の狂った流れに身体が巻かれることを

覚悟しなくては ならない

だけど魅力的で 引き込まれてしまう、きわ、

それは車掌だけが見える風景

車掌が いま 涼しい顔をして

11両ぶんのホームの「きわ」をすっとなぞって人差し指で合図する

車掌ならば

血に汚れない 魔に毒されない 

身体をぴったりと包み込んでいる ちょっときつめの彼の制服

走り出す列車の最後尾から「きわ」にそって走ると

さぞかし 多くの人の 半分に割れた身体が

見えることでしょうね

ホームの上と レールの上と

空間の接合部がいっしゅん血にまみれて 

あっ・・・

またチョウチョの草原に戻ってゆくのを

はっ・・・

見ている車掌

なんて甘い場所

あなたの見ている「きわ」に わたしも入り込みたい

その あぶない場所に 足をとられて 深みにたどり着きたい

きわ、きわ、きわ、

ごくり境界を飲み込んだ車掌の美しい喉仏

駅員の赤い旗が留めるから

こんなホームの真上でガマンするけれど

ほんとうは 見えないドアを開いて 車掌の見ている世界に入り込みたい・・・

だけど このところ 首都圏では

ホームドアとか ホーム柵を つける傾向にあり

きわ、きわ、きわ、が失われつつ ある

駅員はいなくなり

車掌すらいなくなり

乗客は

そこに 足を踏み入れたら身体が半分に割れてしまう 境界が・・・

駅員を誘い込み 乗客を誘い込む 夢のような きわ、が

あったことすら

忘れてしまいそう

です

やっとGW気分になり(←遅い・・・)小さな旅に出かけたりしております。家にあるCDの大整理をしたり、お洋服のお片づけをしたり、なんだか楽しく過ごしています。

今日は家族サービス?で白金に行ってきました。なんでそんなところに行きたいのかよく分かりませんが・・・行ったのは、うちの父が経営する(ウソです)マツオカ美術館。けっこう居心地が良かったです。わたしは古代や中世より近代が好きみたいです。

その後入ったカフェにアンディ・ウォホールのモンローの絵があって、「アンディ・ウォホール」という名前が出てこなくて、ケータイ使って調べたりしました。芸術に触れるってのはやっぱりいい経験で、自分の創作意欲も高まってきました。