駅員観察日記(はてな編)

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警察官が事務所にやってきた

雨の中

門扉を超えてドア前までやってきてベルを鳴らす男性のシルエット

紺色の服

さては セールスマンか

あやしい宗教団体に違いない・・・・

ピンポン~♪

ど ち ら さ ま で す か !

と、わたしは、ドアも開けずに大声で答える。

雨、ひと音。

「警察署のものですが・・・」

の声に、わたしの心は軽く、うずく。

・・・本当だろうか・・・・

チェーンをかけたまま、軽くドアを開けてみると

なるほど、それらしい、若い男性が・・・

濡 れ て い る・・・・

警察官、濡れている、優しいまなざしの、わたしの玄関に、ひっそりと立ち わたしのためだけに、心をこめて、訪れている、警察官、しずくが漏れて、警察官・・・。

「あっ、お疲れさまです」

と、わたしは突然態度を変えて、ドアを全開にして、その濡れている警察官を玄関に招き入れた、ぽたぽた、帽子のつばから、しずくがおちている、守ってあげたい警察官、ああ、彼に銃創があったら、どうしよう、介抱してあげる必要性が、あるのかしら・・・・

どぎまぎしているわたしをよそに

最近、振り込め詐欺の被害が多いから、気をつけるようにチラシを配っているんです、と、その澄んだまなざしは告げた。

濡れていてごめんなさい、濡れていてごめんなさい、と、破けそうなチラシをわたしにくれた、おばあちゃん俺だけどさ、どうしてもお金が必要になって、という旨のお話が載っている、それは童話なのね・・・。

わたしが、このあたりは訪問販売が多くて・・・・と告げると、

「そうですね、まあ今さっきくらいの慎重さでちょうどいいのでは」

と警察官は いった

ああ、部屋にあがっていってください

ああ、これ、わたしの事務所なんです、

ああ、お菓子も、お茶も、あります、から

ああ、その制服の、すそ、を、ちょっとさわらせて、く だ さ・・・・

なんて、いろいろ思っていたら、それではどうぞお気をつけて、と、警察官は虹の駆け足、雨も上がってしまったね。

誕生日なのにひどい日記。