駅員観察日記(はてな編)

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受け止める駅員と、閉じない傘

重たい雪の朝でした

やっとの思いで到着した 駅の改札口で

わたしの傘が 閉じないことに

気づいた

・・・安いビニール傘だからか・・・・

だが、いくら努力しても

どうしても閉じないので

電車が空いていることに甘え

開きっぱなしのままに改札を通り過ぎ

開きっぱなしのままに電車に乗り込んだ

ふと見るとわたしのかばんも開きっぱなし

わたしのくちも だらしなく 開きっぱなし

・・・みなさん みなさん すみません

わたしは閉じていない組織体です

・・・すみません、やけに、すうすうした、人間です・・・

・・・わたしに ひみつを あずけないで ください・・・

・・・もしや、チャックも開いているかも・・・・

申し訳ない気持ちを抱えながら人々の間をすり抜ける

みぞれの東京

開きっぱなしのわたしの横隔膜が

ぎゅるぎゅる ケラケラ

笑っているよ

開きっぱなしであることの、気持ちよさ、打ち明け話のケラケラケラ、すっきりして、そのあとに訪れる、からっぽ、さみしさ、にも、だいぶ、慣れた、ようにも、思う、けど。

ああ、この駅員の腰はなんだろう・・・

わたしの目の下ですばらしく展開されている

紺色の小劇場

この 張りのある 駅員の 腰は・・・・

ガチャーン!

キビキビとした駅員の動きが

ガン!

金属のものを 拡げる

お客様ご案内中、のときの、駅員が

かなり輝いていることは

もはや否定できないことだ

この腰はなんだろう

これがアフォーダンスというものか?

あなたを受け止めるための器になります

駅員は・・・・

あなたを受け止めるためにかたちを変えます、

駅員は・・・・

そんなときの駅員こそ、なまなましく、たくましく、ハリハリ、輝くことは・・・

もはや、否定できないのだ・・・・

人間らしいものとは思わなかった駅員というものが

こんなに人間を求めているのだ、

ということを

こんなに人の役に立ちたい、ありがとうと言われたいのだ、

ということを・・・

駅員の合図、車掌の合図。

ガショーン!お客様ご案内終了です

美しい赤さに染まったその頬のかがやきに

知る

そんなこんなで胃もたれから回復しつつあります。きょうはカフェでずっと作業していました。カフェさいこう~。

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