駅員観察日記(はてな編)

◆ポエトリーアーティスト松岡宮の日々の記録◆このブログはアクセスカウント以外のアクセス解析をいたしません◆LIVE予定、11/4大久保ひかりのうま、11/19難波「音」、11/27神楽坂カグラネ、12/7碑文谷APIA40◆

駅員さんに洗われる

・・・おもちゃ屋さんで ひとやすみ!

たくさんの親たちがわたしに着せてくれた

ふるまいのドレスが

ぼろぼろと ぽろぽろと 落ちてしまったわ・・・

ああ、紙袋にいっぱい、あれが、これが、ほしい、ほしい・・・・

暴れるわたしを わたし自身も

すでに もてあましている

 わたしは

 綺麗なドレスを着たわたしが好きです

 みんなに誉められているときの自分が好きです

 いっしょうけんめいお化粧をした鏡の中の顔

 自分だけにしか見せない その顔が

 ほんとうはとても好きなんです

  なので

  ひとりで作業をした日には

  意味もなく鉄道に乗り込んでみるのです

  黒いトレンチコートの群れにもまれて

  車掌の独特の声に貫通されて

  紺色の駅員とすれ違ったなら

  わたしが一瞬透き通って駅員のなかに入り込んで

  しまうような・・・

  そんな 恥ずかしいような 社会人のふりを

  楽しんで みるのです

 赤 青 緑 の 部品を詰め込んだ紙袋

 ほっといてくれ!!と書かれた風船

 おもちゃをたくさん抱えたわたしが

 駅で電車を待つ間

 駅員に洗われる・・・

 おもちゃでいっぱいの汚いわたしを去勢する駅員の腕

 そう、わたし自身ももてあましていた、野獣のわたしが浄化される

 ・・・

   少しだけ「社会(の)人」になれたかなあ・・・

   ねえ、「社会(の)人」って、大人になったら、なれるのかなあ・・・

 お客さん ここにゴミ箱は ありません・・・

 わたしを悩ます電車というものが

 こんなにわたしの中を走り回って

 崩れそうな身体を立て直して

 くれる