駅員観察日記(はてな編)

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おやつばっかり食べています・・・

いつ そんな感覚を知るんだろう・・・・

 しどけない?

 あどけない?

 ちゅうちょない? 

 やるせない・・・・

こぼしてもいいジャムがあるんだよ

垂らしてもいいジュースがあるんだよ

開いてもいい扉があるんだよ

ってことを・・・・

・・・・小さい頃 母親の洋服ダンスに隠されていた、パールの首飾りや ダイヤモンド 金のイヤリングを こっそりと見た。お化粧品や 口紅や お化粧水も 見た・・・

そんなことを 友達に手紙で書いたら その手紙をこっそり読んだ 母親に怒られた。

ああ、いろんな手紙を、わたしは開かれては、怒られていたものだった。

わたしの言葉は起伏豊かな地平を乱暴に走りぬけ、知りたての単語を至らぬ作法でつなげ、失禁の大河をゆうに超え、スカトロジーの辞書を片手に、平和憲法への祈りをささげつつ共産党ってすばらしげだなと子供らしく素直に思いつつ、日記は万引きの黙示録を兼ね、輪切りのフルーツ、りんごの断罪、鏡で見てみた「その」部分のスケッチ、ねえ、ヒミツだけどわたしね作詞家ってやつになりたいんだぁ・・・・んで、ねえねえ、あそこを見せてよ、とわたしにいった女の友人たちの群れ、生理中だからやめてよと泣いてそれだけは止めてもらったっけ・・・・

・・・そんなわけでわたしはよくわからない

ひとに預けていい荷物があるの

ひとに許していい金庫があるの

いつどんなふうに頭をひらくの

いつどんなふうにからだをひらくの

糸がほどけて 視界がふやける 音がこぼれて ちからが腑抜ける

そんなふうにいつか なれるでしょうか 

胸にいっぱいのリンゴジャムをかかえてそれをビチャビチャとこぼしながら笑顔でいられるでしょうか

連れて行ってほしい 

汚いものがない

世界に

わたしの戸棚を埋め尽くすものが すべて真珠であり ダイヤモンドであり その持ち物は聖なるものと 信じられたら どんなに いいだろう まだ そんな夜は来ない わたしは わたしが持っている ありとあらゆる汚いものの悪臭に苦しみつつ それを手放すことが できない だってわたしはもう 悲しいかな、大人になりすぎてしまった いつか開かれ いつか暴かれ いつか地に帰る 汚いものたち で いっぱいの バス停前の住宅街 こんなにお屋敷に住んでいます そしてもう 風のように 星になって 消えたいとか そんなことも 思わなくなった・・・ 

両親へ 生んでくれてありがとう 

両親は本当はわたしの便を食して困窮を逃れたんだと考えることの甘美な欲求。

つづく。