駅員観察日記(はてな編)

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薬師丸ひろ子に似ている下級生

高校のとき ひとつ下の学年に 薬師丸ひろ子に 顔が似ている女の子がいた・・・ような 気がする

・・ああ、思い出してきた・・・

わたしの高校は 神奈川だけど その方は 九州出身といううわさで・・・

渡り廊下で あるいは体育館で

  「薬師丸ひろ子に似ている子 いるよね」

  「ああ、あの子・・・」

通用する ひと・・・

 

そうだわ・・薬師丸ひろ子の・・・しかも あの頃の薬師丸ひろ子、に、似ている顔。かわいい子。

 つややかな黒髪のショートカット、

 まんまるの瞳、

 小さな口。

平凡な学園の平凡な女生徒

彼女は 薬師丸と機関銃を背負って 生きていたのかしら・・・・

そうだわ

そんなふうに背負っているものがあるひとがいるのよ・・・

 アメリカ帰りでかっこいい吉田さんは日本がなじめないと泣いていたっけ・・・

 隻腕のピッチャー・・・・片手で上手に投げているのね・・・

 それからいつも縞々の服しか着ない あの子

 東京芸大を出たことを ぜったい触れられたくないと 怒った 歌い手さん・・・・

 手首にリストカットのキズがいっぱいある あの子・・・

 髪の毛が抜けちゃってるあの子は わかるの・・それは抗がん剤の抜け方ね・・・

 あの・・・わたしのお父さん有名な財界人ですけど、それは特に関係ないですから・・・

 

 Ban ban ban it!

 機関銃が もし あれば。

・・・・薬師丸ひろ子に似ていると これからも言われ続けるであろう 縄文フェイスとでも 言うのでしょうか かわいいあの子を 思い出す 知り合いでも なんでもないのに 思い出すのが 彼女の顔に刻まれた スティグマ 彼女はそれを たぶん引き受ける 思い出の中で 面影の森で 彼女を思い出す・・・彼女は ああ重いな 重たいな と 悩みつつ 機関銃を背中に背負って 身体に刻まれたものをすべて 引き受ける・・・

 Ban ban ban it !

 自分だけが見えないものがメインストリートを闊歩する 冬